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「クリング通信」No.4
「天地創造」ソリスト&オーケストラ
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●ソプラノ 天羽明惠(AMOU Akie)
東京芸術大学卒。オペラ研修所第8期生。二期会オペラ・スタジオ第34期修了。93年文化庁派遣芸術家在外研修員としシュトゥットガルト音楽大学で学ぶ。2年後にはミラノを含むイタリア2都市で<ナクソス島のアリアドネ>(グスタフ・クーン指揮・演出)のツェルビネッタ役に抜擢される。この年C・ティーレマン指揮でドイツ・ラインスベルク・オペラにも進出、さらにオスロにも招かれ世界的に活動の場を広げている。98年新国立劇場<アラベッラ>にフィアッカミッリ、99年2月<天主物語>亀姫役で出演。99年NHKニューイヤーオペラコンサートに出演。<フィガロの結婚>の伯爵夫人やスザンナ、<コシ・ファン・トゥッテ>のフィオルディリージ、<ラメルモールのルチア>のタイトルロール、<ラ・ボエーム>のミミやムゼッタ、<カルメン>のミカエラなど数多くのレパートリーを持つ。第6回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ソニア・ノルウェー女王記念第3回国際コンクール優勝。二期会会員。
●テノール 吉田浩之(YOSHIDA Hiroyuki)
叙情性のある透明な美声で、聴くものに深い感動を与え、国内外で高い評価を得ているテノール。
国立音大を卒業後、東京芸大大学院オペラ科で学ぶ。二期会オペラスタジオを優秀賞で修了し、「こうもり」のアルフレード役でオペラ界にデビュー。1990年、モーツァルト没後200年を記念して行われた国際モーツァルト声楽コンクールでは、「西洋の声を持つ東洋人」と絶大な支持を得て入選し、ウィーン国立歌劇場でウィーン・フィルと共演する。これが国際的な活動の第一歩となった。翌91年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてローマに留学。その間もイタリア各地にてコンサートに出演。帰国後、数々のオペラに出演し好評を博す。また、小澤征爾やワレリー・ゲルギエフ、ホルスト・シュタインといった内外の一流アーチストや主要オーケストラとの共演も多く、ミサ曲やオラトリオ等の宗教曲における卓越した歌唱にも定評がある。96年末には、NHK交響楽団「第九」演奏会のソリストをつとめ、また97年、第25回ジロー・オペラ賞新人賞を受賞。1998年5月には、新国立劇場、モーツァルト「魔笛」(タミーノ役)に出演した。
●バス 河野克典(KONO
Katsunori)
東京芸術大学、同大学院修了。芸大「メサイア」公演でデビュー。ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学マスタークラスに学ぶ。その後ウィーン国立歌劇場研究員となり研鑽を積む。第43回ジュネーブ国際音楽コンクール声楽部門第2位(1位なし)、第37回ヘルトゲンボッシュ国際声楽コンクール歌曲部門第1位、ザルツブルグ市長賞等の賞を受賞。ライン音楽祭、アムステルダム・コンセルトヘボウ、その他ヨーロッパ各地でのリサイタルをはじめオペラ、宗教曲、オーケストラの公演に数多く出演する。その演奏はヨーロッパをはじめ世界各地で放送されている。日本国内ではソニー音楽芸術振興会主催の「Performance
Today]でデビューリサイタルを、NHK交響楽団定期演奏会には若杉弘氏指揮のマーラー<さすらう若人の歌>でデビュー。その瑞々しい歌唱が絶賛された。新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新星日本交響楽団などの定期演奏会や「第九」のソリストとしても活躍。小澤征爾、ケント・ナガノ、大野和士各氏との共演も多く、さらに内外の数多くの指揮者と共演をしている。彼のドイツ歌曲の演奏についてはフィッシャー=ディースカウが「素晴らしい解釈と驚くべき集中力でリートを演奏する」と賞賛している。
●東京アマデウス管弦楽団常任指揮者 玉置勝彦(TAMAKI Katsuhiko)
1960年、東京芸術大学器楽科卒(ヴィオラ専攻)。62年、同専攻科を終了し、東京芸大講師となる。同年、読売日本交響楽団に入団。1966年渡欧し、西ドイツのニュルンベルク交響楽団(首席)および同市立歌劇場管弦楽団のヴィオラ奏者をつとめる。滞独中、ヴィオラをゲオルク・シュミット氏に師事。1970年〜73年、東京フィルハーモニー交響楽団の首席ヴィオラ奏者。その後、指揮を渡邉暁雄氏に師事。現在、当団のほかコンソート・フィルハーモニック・アンサンブルの指揮者。また,日本フィル、東京都響、山形響などを指揮して好評を博している。この間、19年にわたり、東京大学音楽部管弦楽団の指導・指揮にあたった。
● 東京アマデウス管弦楽団
(Amadeus Orchester Tokyo)
1973年春、ヴィオラ奏者玉置勝彦氏の門下生とその友人たちによって結成された。
始めは小規模な室内オーケストラだったが、玉置氏が指導にあたっていた東京大学管弦楽団の卒業生を中心に入団者があい次いで、5年ほどでフル編成になった。演奏曲目は、ウィーン古典派から、ブルックナー、マーラー、リヒャルト・シュトラウスな
どに及ぶ。オペラ『椿姫』『フィガロの結婚』の全曲演奏の経験もある。メンバーの大部分は社会人で、職業は多岐にわたる。年2回の定期公演のほか、地方での夏の演奏会、合唱やバレエの伴奏など、活動は多彩である。79年3月には、室内管弦楽編成でシンガポール演奏旅行を行った。92年1月にはオーストリア演奏旅行を行ない、ウィーン・フィルの演奏会場として有名なウィーンのムジークフェライン(楽友協会)大ホールで演奏した。97年11月には当代一流の歌手を招き、リヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」とワグナーの楽劇「ワルキューレ」1幕全曲を演奏して、50回記念公演を祝った。
1999年4月発行のものを基本に、サイト用に変更いたしました。
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