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7月31日 マイスタージンガー&蝶々夫人
暑いですね〜。気温=体温状態。そんな日々ですが、立て続けにオペラ見てきました。
まず、28日(日)の二期会50周年記念公演の「ニュルンベルグのマイスタージンガー」。ニュルンベルグは一度訪れたことがあるので、フムフムそうね、あの町なら想像着く・・・。と観ていたのですが、なにしろ1幕2幕が超つまらない。50分休憩があってその後120分の第3幕。仕事を抱えていた私は、抜けちゃいました。東京文化会館だったので、上野のキンコーズで仕事をしていましたが、パソコンの調子が悪く手間取り、戻ったのは終演5分前。ちらっと観た舞台は華やかで面白そうでした。友人達も「楽しかった〜」で、ちょっと後悔・・・。しかし結局その日は夜中の2時まで仕事をする羽目になり、しかたがなかったなぁと、あきらめ&納得。ザックス役の黒田博さんが、めちゃ格好良かった。しばらく追っかけしようかなぁ。
そして30日(火)チョン・ミュンフン指揮、こちらは藤原歌劇団の「蝶々夫人」。オーケストラはマイスタージンガーと同じ東フィルでしたが、「?????これ同じオケ??」というくらい音が違う。マイスタージンガーの時は初っぱなからオケがキコキコ&音楽ブツンブツンだったのが、前奏曲からオケが歌い音楽はよどみなく流れ・・。一幕目のピンカートンの自分勝手な言い分を聞いているときから、ウルウル状態。終演後は目が腫れてました。いや〜、オペラはどっぷり感情移入して泣かないとね〜。楽しかった!
蝶々夫人のシルヴィ・ヴァレルは美しく感情豊で(打ち掛けを脚で蹴飛ばしてましたが・・・)強い声はホール中に響き渡っていました。ピンカートンはパク・キチョン。単純明快自己中心的合理主義のアメリカ人をよく表現していましたが、もちょっと色っぽさが欲しい。スズキ役のキム・ジュリアが日本女性らしいやわらかな身のこなしを好演。最初今日のキャストは日本人だと思っていました。それと、もう本当に良かったのがシャープレス(領事)役のホアン・ポンス。なんて素敵なバリトンなんでしょう。この人のジェルモンは聴いてみたいなぁ。
日本と中国と東南アジアをごっちゃにする事のない演出で、白けることなく聴けました。花嫁に付き従った藤原歌劇団女性陣の着物姿が艶やかで裾捌きが美しかったのが印象的でした。
7月18日 ワシントンオペラ
またしても、更新がのびのびになってしまいました。その間に、コンサートいろいろ。一番はワシントンオペラでしょうか?この公演、彼らにとっても初の海外公演だったそうです。なので、初日の7月6日には国歌演奏があったそうです。あと、私が観にいった10日ゲルギエフ指揮「オテロ」には小泉首相が来ていたので、やはり「君が代」と「星条旗よ永遠に」が演奏されました。ゲルギエフ指揮の「君が代」なんて、生涯二度ときくことなさそう。
オペラは、「オテロ」と「スライ」観ました。
「オテロ」は、ドミンゴの当たり役。1幕目は声がこもっていて、調子悪いのか???と思いましたが、ラストシーンはさすがドミンゴ、役者〜!あの切々たる歌は、なかなか他の人には歌えません〜。悪役のイヤーゴが出〜色!
しかし、シェークスピアの舞台も観ましたが、こんな単純な話だったかな???オペラだから仕方ないんでしょうかね。イギリス人とイタリア人の差かしら。。。。。
「スライ」は天井桟敷チケットを買い損ない、正直あまり興味がなかったのでいいや〜と思っていたら、ゲネプロを観ることができました。いや、良いオペラです。というか、カレーラスにピッタリ。指揮者も細面系で素敵!(いや音楽性もすばらしい・・・)と思ったら、カレーラスの甥御さんでした。
ニューヨークではドミンゴがスライを演じたそうですが、アル中の詩人はイメージじゃない。ドミンゴだとどうしても英雄になってしまう。世をすねて酔っぱらって、最後に傷ついて自殺してしまう主人公の弱さは、カレーラスならでは。比較的短いオペラですが、カレーラスが出ずっぱりなのが嬉しい限り。ゲネプロでは、チノパン姿のドミンゴがカレーラスに舞台での立ち位置をアドバイスするなど、もうミーハーには!!!!!な光景ばかり。舞台で演じている彼らを観ることはできても、生の人間として行動するところを見られるなんて、仕事さぼって昼間に行った甲斐がありました。(もちろんお釣りは、その日の晩に払うことになったわけですが・・・。)
6月11日 ワールドカップ〜!
まさか日本がワールドカップで引き分けるとか、勝つとか・・・。すぐ負けそうな気がしていたのに、なかなかすごいです。先にリードされると、そこでシュンとなる。逆転されると、そこで崩れる。リードするとそこで気がゆるむ。昔むかーし、予選のドーハでロスタイムに逆転なんてのがありました。
しかし、しかし、そんなことはみじんもない。取られたら取り返せ〜!と逆に発憤する。滅びの美学なんていう斜に構えること無い強さ。精神若い〜!エネルギッシュ!
「ベストを尽くす」と軽々しくいう人は多いですが、世界のレベルを知っている彼らの、ストイックさと粘り強さにはもう感激!感涙!
自分を信じないといけません。自分を信じないと、努力はできません。
彼らを見習って、日本全体も元気を出さないとね。疲れて現状維持にしがみつきたい人は、さっさと退場しましょう。日本の復興をじゃましているのは、変化を嫌う人と努力を嫌う人です。
5月19日 出光音楽賞
昨日、オペラシティで出光音楽賞の受賞者ガラコンサートを聴いてきました。ピアノの岡田将さんは、なんと1974年生まれの28歳。それでいて多数の音楽賞を受賞していらっしゃいます。舞台上に出てきたとき、あどけなさが残るその姿に(前髪おろして、坊ちゃん刈り風)思わず会場からは微笑みが・・。岩城宏之指揮東京フィルハーモニーでチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
その後が、メゾソプラノの藤村実穂子さん。ワーグナーの歌曲集「ヴェーゼンドンクの5つの詩」。国際的に通用する日本人メゾソプラノを実感させました。でも、メゾソプラノって華やかな曲が少ないのがソンだなぁ、と思います。
3人目は、指揮の下野竜也さん。ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した方です。「フィデリオ」序曲とシュトラウスの交響詩「ドン・ファン」。活き活きとした音楽を創り出す方でした。しかし、オーケストラが付いてこれなかったのが、残念。ホルンは音ひっくり返りっぱなし・・・。舞台を見ても、これ2軍?ほとんどトラ?というメンバー。一流メンバーのオーケストラを振るのをいちど聴いてみたいかたでした。
人の心の荒廃が引き起こすような事件が続く昨今、一方では国際的に通用する若い才能が誕生しています。その人のおかれた環境も大きく左右されるのも判りますが、可能な限り才能は真っ直ぐ伸ばしてもらいたい。音楽に限らず、自分の持つ可能性と才能を信じて生きて欲しいなぁ、と思うこのごろです。
5月7日 こんにちは と さようなら
メサイアも終わり、次のグノーの練習が10日から始まります。すでに何人か、入団希望者から問い合わせが入っています。10日には、新しいメンバー達とお会いできると思います。嬉しい限り・・・。
楽しい出会いがある一方で、悲しいお知らせがあります。最近お休みでしたが、バスの平山さんが5日にお亡くなりになりました。メサイアの前にメンバーが連絡を取ったときには、病院には通っているもののそこまでとは・・・。体調が悪いにも関わらず、いつも真っ先に暗譜して悠然と歌っていらっしゃいました。にこやかで、物静かな方でしたが、業界ではすごーく偉い方のようで「引退させてもらえない〜」と2〜3年前におっしゃっていたのを覚えています。
お通夜は9日(18〜19時)告別式は10日(10〜11時)いずれも三鷹市上連雀の法専寺です。お世話になりました。ありがとうございました。合掌。
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